読書の日記

読書の備忘録です。いろんな本を読みます。ぼちぼちやるので見ていってください。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

26.〜36.伊坂幸太郎 一口感想

26.死神の精度 短編集。実は浮力を先に読んでしまっている。一つの視点から見ればクレーマーとオペレーター、もう一方では敏腕ディレクターと魅力的な声の女。こんなことができるの伊坂さんしかいないんじゃないの?っておもうものやベタなものまで。いろい…

24.オー!ファーザー25.ジャイロスコープ

24.オー!ファーザー 伊坂幸太郎 伊坂作品の中でも上位に入る!! 他の著者の本を読むようになってわかったが、ここまで冒頭から引き込まれるのは伊坂幸太郎さんだけだ。 お父さんが4人いるってなに!!面白そうすぎる。なんか事件に巻き込まれての救出劇、…

22.フォルトゥナの瞳 23.悪意の手記

22.フォルトゥナの瞳 百田尚樹 描写が細かいとは聞いていたけど、背表紙の内容に入るまで100ページ近く使うのは驚いた。 ただそれを読み終えてからは速かった。偉そうだけれども、さすが有名なだけあるなという感じ。話自体も面白いし、出てくる医者やパティ…

21.ストーリー・セラー 22.バイバイ、ブラックバード

21.ストーリー・セラー 有川浩 sideA 小説内の小説家が書いた小説の中の小説家が書いた小説に惚れた男の話。 sideB 小説内の小説家が前作を受けて対に なる物語を現実の逆夢にしてしまうために書いた小説。 sideAを見たとき、主人公の犯罪者感くっさい台詞に…

19.学問の技法 20.去年の冬、きみと別れ

19.学問の技法 橋本努 とある先生に勧められて、本日読了。一言で言うと、大学生活何をしていいかわからずモヤモヤしている大学生はこれを読もう!だ。 まだ何もしていない学生達にわかるように、学問と勉強の違い、読書のすすめについて書いてある。著者が…

16.〜18陽気なギャングシリーズ 伊坂幸太郎

16.陽気なギャングは地球を回す 17.陽気なギャングの日常と襲撃 18.陽気なギャングは三つ数えろ 最初の作品を見たのは中学生だった。私の感性があの頃と変わらないのは、中身が成長していないからか、伊坂幸太郎の書くものは年代問わずうけるのか、どちらか…

15.だから荒野 桐野夏生

最初の印象は、うわっなにこれ。読みたくないな。だった。しかし結局2日で読んでしまった。 まず、冒頭50ページ程で家族崩壊というものがまざまざと見せつけられた。みんな自分勝手で、この家族の男たちは見てるものを不快にするなあという印象を持った。し…

2.〜14. ひとくち感想

生きてるうちにさよならを 吉村達也 短いのですぐ読める。またオチを含めて満足できる内容。誰かに宛てた形式で書かれている本を読んだのは初めてだったが、読みやすい。 凍りのくじら 辻村深月 ミスリードかと思った部分は最後にはなるほど!!読後感は爽や…

1.マリアビートル 伊坂幸太郎

繋がりのあるとされるグラスホッパーを読んでからのマリアビートル、面白かった。すっきりする終わり方ではあったけれど、蜜柑と檸檬は好きだったので殺してほしくなかった。運の悪い七尾、運のいい王子、実はお互いに知ろうとしていた蜜柑と檸檬、アル中木…