読書の日記

読書の備忘録です。いろんな本を読みます。ぼちぼちやるので見ていってください。

63.僕は愛を証明しようと思う。 藤沢数希

63.僕は愛を証明しようと思う。 藤沢数希

 

愛の証明ってなんだ?と思って読んでみた。

トーリーは非モテの主人公がある人に出会って人生が変わるというものだった。ナンパの理論が数多く書いてあり、ためになる?実践してみたくなるものが多くて面白かった。ことあるごとに、用語を出して復習させてくれるのもよかった。

 

多分、心理学の応用みたいなものを真面目に実行して確立したのだと思う。ナンパという言葉や、セックスをするという直接的な表現ははしたない!や女の敵!のように言葉を表面的に捉えてしまう人が多いと思う。本書を読む限り、こと恋愛工学なるものは女性を蔑んだり、セックスの道具として使っているわけではない。もちろん、その技術を悪用し、自分本位にことを進めたがる人もいるだろうが、長くは続かない、はずだ。恋愛への成功確率をあげたいと思っている人にはおすすめ。

 

上記で、ナンパやセックスは言葉の表層のみを捉えていて、非難するといった傾向があると書いた。しかし、テレビドラマとかを見てみると結構そういうの多くない?というのが率直な感想。あまりテレビを見ないからかもしれないが。

 

嫉妬や僻みからただ叩くだけの人もいると思うし、マイナスな感情からは何も生まれないよと思うわけですよ。本当に、倫理観に反していて、もう頭にきた、抗議してやる、と思っている人はどれだけいるのだろう。もう少し冷静になって、自分の楽しいことやろうよと。

 

話は逸れましたが、結構いい本だと思います。主人公がナンパに溺れて身を破滅させ、傷心旅行をしている出先に運命の人に出会えた。で、運命の人に出会うにはやっぱり数多くの女性にあってなきゃ、この人だ!とはわからないわけで。

まとまり悪いですが、終わりです。