19.学問の技法 20.去年の冬、きみと別れ
19.学問の技法 橋本努
とある先生に勧められて、本日読了。一言で言うと、大学生活何をしていいかわからずモヤモヤしている大学生はこれを読もう!だ。
まだ何もしていない学生達にわかるように、学問と勉強の違い、読書のすすめについて書いてある。著者が大学教授であるからか、レポートや卒論、ディスカッションなどについても書いてある。様々な人と触れる機会の多くなる学生にはどの章でもいいのでみたいなと思ったところだけでも見てもらいたい。
借り物だけに、付箋など貼れないのが大変惜しい。Amazonで注文することを決めた。自分が何かに躓いたとき、何をしたらいいかわからないとき、そんなときにこの本を読み返したい。
20.去年の冬、きみと別れ 中村文則
著者の作品は「教団X」が有名であるが、背表紙を見たときびびっときたので、即購入した。
ページ数も180ページちょっとと短く読みなれている人は3時間くらいで読み終えられてしまう分量だったので一気読みをしてしまった。
最初は小説家、僕と雪絵が別れることを仄めかす場面もあり、それが題名なのかと思っていた。いい意味で裏切られた。帯には、この事件は根底から2度覆る。とあった。K2の人形師の推測やその人形たちに、朱里さんに、騙された。最後はん??と思ったが仮名なのだから木原坂という名前は仮名だし、僕も名前が出ていないので、その彼らの本名があのイニシャル、という解釈で間違っていないだろうか。もう一度読んでみようと思える作品だった。
ミステリーはあまり読まずにいたので、これからどんどん有名どころの東野圭吾など読んでいこうと思う。